リノベーションのメリットデメリット

こんにちは、椛島です!

今回はリノベーションのメリット・デメリットについて書いていきます。

リノベーションのメリット・デメリット

リノベーションには魅力的なメリットといくつかの注意点が必要な点があります。メリット・デメリットを十分に把握したうえで、リノベーションにチャレンジしてみましょう。

リノベーションのメリット

1.生活スタイルに合わせて自由に設計可能

リノベーションではライフスタイルなどの暮らしに合わせた住宅改修がメインになります。 例えば、お子様が生まれることを見越して、どこでも目が届きやすい住空間に間取りを変更したり、収納機能が低く、家事導線が悪いキッチンを使いやすいようにつくり変えたり、趣味を楽しむ空間を設けたりと、そのバリエーションは様々です。北欧やアメリカン、フレンチテイストなど自分の好みのデザインを表現することも楽しみの一つです。

2.物件の選択肢が豊富

中古マンションや中古住宅を改修するリノベーションは、新築物件などより選べるエリアと物件数が多いのも魅力です。 人気のエリアなどはすでに住宅が立っていたり、好立地の物件があったりしても、設備や環境に不満が残る...というケースも多いのではないでしょうか? 中古物件や築古物件でも、リノベーションで住みよく作り変えれば新築と同様、またはそれ以上の環境にお住まいいただけます。

3.物件の資産価値が高まる

物件の築年数が古くても、リノベーションを実施することで室内の使用や設備の状態などが改善されていると、物件の資産価値が高まったり、資産価値が下がりにくくなったりするケースもあります。長いスパンでライフプランを考えたときにも、築20年以上の中古物件など資産価値が落ちにくい物件を所有することも一つのポイントです。

4.新築を立てるよりお得

新築物件は「新築」というだけで、高めの価格設定がされることも珍しくありません。 結婚や転職など、ライフステージの変化と重なることの多いお住まい選びは、なるべくなら予算内で済ませたいものですよね。きれいで暮らしやすい、自分好みの物件に住みたい方に、リノベーションはピッタリでしょう。

リノベーションのデメリット

魅力的なリノベーションですが、いくつか注意が必要な点もあります。気をつけるポイントを抑えて、失敗のないリノベーションを行いましょう。

1.暮らし始めるまでに時間がかかる

物件選びからプランニング、住居の調査や実際の改修工事...と実際に暮らし始めるまで時間がかかってしまうのは、リノベーションのデメリットの一つでもあります。 時間が取りにくい忙しい方や住環境をすぐに変えたい方は、もう一度プランを考えなおしてもいいかもしれません。

2.築古の中古物件では耐久性に難があるケースも

1981年の耐震基準の見直しによって、建築基準法の改正以前と以降で住宅の耐震基準が異なります。また、築年数が古い物件では、単純に設備や資材の劣化から耐久性が落ちてしまっている物件もあります。リノベーションでは、中古マンションや中古住宅を対象とするため、必然的に物件の耐久性が低いリスクが生じてしまいます。そのため、リノベーションを検討している方は、専門の業者の方と一緒に物件選びをすると安心です。

3.ローンなどの金利が高くなりやすい

リノベーションでは、一般的な住宅ローンは利用できません。そのため、ローンをなどを組む際には金利の高いリフォームローンなどを組む場合もあります。一般的に、リフォームローンは住宅ローンよりも高い傾向があるので、ローンを視野にいれた工事を検討している方は、前もって料金に関するお問い合わせをしておくのがいいでしょう。自治体によってはリフォーム減税や補助制度が使えることもあるので、お住まいの地域や役所のHPなどを確認してみてくださいね。

また、中古物件を購入する際に、リノベーションの工事費用も合算して、低金利な「住宅ローン」にまとめて組むことも可能です。中古物件購入とリノベーションをワンストップで提供している専門の業者の方に相談してみましょう。

リフォームとリノベーションのメリット・デメリット比較表

リフォームとリノベーション、それぞれのケースによってメリットやデメリットは異なります。ここで「築古物件のリノベーション」と「築浅物件のリフォーム」で、長所と短所を比較してみましょう。

  築浅リフォーム 築古リノベーション
窯工事費用 安い 高い
自由な間取り設計 工事費用を上げれば可能 全体の改修可能
物件の選択肢 少ない 多い
工事期間 短い 長い

このように築浅物件のリフォームでは、工事費用を安く済ませられますし、工事期間も比較的短くすみます。一方で、躯体構造などから変更する工事が多いリノベーションは費用や工事期間がかさむ傾向があります。住宅の改修を考える際には、原状維持につとめる修理的な改修をしたいのか、抜本的な住宅の改修が必要なのか、よく考えるようにしましょう。

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