リフォーム・解体前に確認!アスベストの危険性と対策
こんにちは!工事部の松藤です!今日はアスベストについて書いていこうと思います!「アスベスト」という言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。
アスベストは、天然に産出する繊維状の鉱物で、かつては建材や工業製品に広く利用されていました。
アスベストのメリット
- 耐火性、断熱性、防音性に優れている
- 安価で加工しやすい
アスベストが使われている建物
上記のような優れた性質から、アスベストは様々な建物に使われてきました。
- 戸建て住宅:屋根材、外壁材、内装材など
- マンション:共用部分の壁、天井、配管の断熱材など
- オフィスビル:外壁、屋上防水材、機械室の断熱材など
- 工場:屋根、壁、断熱材など
特に、1980年代以前に建てられた建物には、アスベストが使用されている可能性が高いです。
アスベストの危険性
しかし、アスベストは人体に有害な物質でもあります。
その繊維は非常に細かく、吸い込むと肺に刺さり、様々な病気を引き起こす可能性があります。
- アスベスト肺:肺が硬くなる病気
- 肺がん:肺の細胞ががん化する病気
- 中皮腫:肺や腹膜を覆う膜にできるがん
これらの病気は、アスベストを吸い込んでから数十年後に発症することがあります。
リフォーム・解体時の注意点
リフォームや解体を行う際、古い建物にはアスベストが含まれている可能性があります。
アスベストが飛散しないよう、専門の業者に調査・除去を依頼する必要があります。
アスベストに関する法規制
日本では、2006年にアスベストの使用が全面的に禁止されました。
しかし、既存の建物にアスベストが残っている場合もあります。
そのため、リフォームや解体時には、アスベストに関する法規制を遵守する必要があります。
まとめ
アスベストは、かつては便利な建材でしたが、人体に有害な物質でもあります。
リフォームや解体を行う際は、専門業者に相談し、適切な対応をとることが大切です。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。