フローリング張替えリフォームのメリット・デメリット

こんにちは!工事部の大樹です。今日はフローリング張替えのメリットとデメリットを2つずつ紹介して行きます!

メリット.1 段差が生じない

重ね張り工法を用いたリフォームの場合、既存の床の上にフローリングを設置するので床が高くなってしまいます。重ね張りをした床自体には違和感は感じませんが、他の部屋に移動する際には段差の違和感を感じるでしょう。年配の方や小さな子どもがいる場合には転倒の恐れもあります。

一方で張替えならば他の部屋へ移動する際にも違和感を感じません。建物全体のバリアフリー化をお考えの方には、張替えによるリフォームがおすすめです。

メリット.2 下地の状態を確認できる

一般的にフローリングの下に下地材が敷かれています。下地材は浸水やシロアリなどの影響を受けやすく、経年劣化により傷んでいる恐れもあるでしょう。重ね張り工法の場合は、既存の床が下地の代わりとするので下地の劣化に気付かないケースもあります。

一方で張替えならば下地の状態を確認しながら施工できるので、建物の劣化を防ぐことも可能です。築年数の長い住宅に住んでいる方は、張替えによるリフォームがおすすめです。

デメリット.1 処分費用がかかる

張替えによるリフォームでは既存の床を剥がしてから、新しいフローリングを設置します。既存の床は傷や汚れがあるので、処分するのが一般的です。処分の際には処分費用や手数料などがかかります。見積もりを依頼する際には、処分費用を確認しておきましょう。

デメリット.2 工期が長くなる

張替えによるリフォームは重ね張りのリフォームよりも工期が長くなる傾向にあります。下地に問題がある場合には補修作業も加わり、工期がさらに延びることもあるでしょう。

リビング、キッチン、仕事部屋などの頻繁に使用する部屋の床リフォームについては、不自由なことが生じる場合もあります。施工業者と話し合いながら、工事の日程を確認しておくとよいでしょう。

 

最後に、張替えによるフローリングリフォームには段差が生じない、下地の状態を確認できるなどのメリットがある一方で処分費用の発生や工期の長さなどのデメリットもあるので、施工を依頼する際には前もって業者に確かめておくといいです!

張替えによるリフォームを依頼する際には、他の部屋の張替えや床暖房設置の検討もおすすめします。フローリングを選ぶときには、厚さや材質の確認も忘れずにしましょう!